【出雲駅伝】エントリー選手上位6人の平均タイム、中央大が5000&1万mで1位/上位一覧

日本スポーツ協会東京運動記者クラブは3日、今月9日開催の出雲駅伝について、20チームのエントリー選手上位6人の5000メートル、1万メートルの平均タイムを発表した(アイビーリーグ選抜は除く)。
今年1月の箱根駅伝で2位となった中央大がともにトップとなった。

中央大の平均タイムは5000メートルが13分35秒09、1万メートルが28分17秒15。
1万メートルの自己記録が28分00秒86の中野翔太(4年)、同28分03秒90の吉居大和(4年)ら強力な4年生に加え、大和の弟駿恭(2年)、溜池一太(2年)、湯浅仁(4年)らもスピードがあり、選手層が厚い。

中大・吉居大和と弟の駿恭© 日刊スポーツ新聞社

5000メートルの平均タイムの2位以降は、駒澤大の13分35秒86、早稲田大の13分43秒87、青山学院大の13分44秒43、順天堂大の13分44秒48と続いた。
1万メートルの平均タイムでは、国学院大が28分25秒81で2位に入った。
同種目で27分55秒15の自己記録を保持する平林清澄(3年)、同28分16秒92の山本歩夢(3年)、同28分29秒95の伊地知賢造(3年)の3本柱がチームをけん引する。
3位以降は創価大の28分26秒52、青山学院大の28分29秒70と続き、5位には昨季の学生3大駅伝「3冠」の駒澤大(駒大)が28分36秒48で入った。鈴木芽吹主将(4年)は全エントリー選手中、同種目トップの27分41秒68の自己記録を保持。
ハーフマラソンの日本人学生記録保持者の篠原倖太朗(3年)も全体2位の27分43秒13の記録を持っている。
例年10月に開催される出雲駅伝は、11月の全日本大学駅伝、1月の箱根駅伝と合わせ、学生3大駅伝の1つとされており、全6区間(45・1キロ)で争われる。
最短区間が2区の5・8キロ、最長区間が最終6区の10・2キロと、1区間あたりの距離が短いのが特徴。
スピードランナーの起用も見どころの1つとなっている。

◆5000メートル(上位6人の平均タイムの上位一覧)
〈1〉中央大(13分35秒09)
〈2〉駒澤大(13分35秒86)
〈3〉早稲田大(13分43秒87)
〈4〉青山学院大(13分44秒43)
〈5〉順天堂大(13分44秒43)
〈6〉創価大(13分46秒64)
〈7〉城西大(13分46秒81)
〈8〉国学院大(13分50秒01)
〈9〉東洋大(13分56秒42)
〈10〉法政大(14分00秒98)
◆1万メートル(上位6人の平均タイムの上位一覧)
〈1〉中央大(28分17秒15)
〈2〉国学院大(28分25秒81)
〈3〉創価大(28分26秒52)
〈4〉青山学院大(28分29秒70)
〈5〉駒澤大(28分36秒48)
〈6〉城西大(28分40秒84)
〈7〉順天堂大(28分45秒31)
〈8〉東洋大(28分46秒44)
〈9〉早稲田大(28分57秒05)
〈10〉法政大(29分04秒53)
※外国人留学生2人がエントリーされているチームは、記録上位1人が計算対象。

投稿者 前川賢治

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